株式会社RABO 獣医師
獣医師。救急医療を中心に従事し、災害医療にも携わる。宮崎犬猫総合病院 院長、TRVA夜間救急動物医療センター副院長を経て、現在RABOに所属。Webメディア監修、獣医師や飼い主向けセミナー講演、メディア取材などでも活動。
猫のトイレの平均回数は、1日2〜3回が目安です。 排尿と排便に分けると、排尿は1日1〜3回、排便は1日0〜2回が目安です。
また、トイレの頻度が多い場合と少ない場合に「疑われる病気」とそれぞれの「対処法」は下記です。
【トイレの回数が多くなる病気】
膀胱炎:細菌などの侵入により 膀胱に炎症が起きている状態
尿石症:尿路に結石ができて障害が起きている状態
【トイレの回数が多いときの対処法】
トイレの環境を見直す
猫のストレスや不安を取り除く
猫が水を飲めるように工夫をする
子猫の場合は排泄のサポートをする
おなかのマッサージをしてあげる
【トイレの回数が少なくなる病気】
飲水量が少ない
便秘:排便の回数が減る、出にくくなるなどの症状がある
巨大結腸症:結腸 が広がり、筋肉や神経が衰えることで重度の便秘を引き起こす病気
【(緊急)おしっこが出ない、うんちが出ない場合に考えられる病気】
尿道閉塞:結石などが尿道に詰まりおしっこを出せなくなっている状態
急性腎不全:急激な腎臓のダメージでおしっこを作れない状態
重度便秘(巨大結腸症):うんちが硬いなどで出せず、お腹に大量に溜まっている状態
【トイレの回数が少ないときの対処法】
水飲み場を多く設置(理想は猫の頭数分+1個。猫の数×2置いても良い)
フードをウェットに変える
猫の体調は、トイレの回数や量である程度判断できます。そのため、毎日のトイレチェックは欠かせません。
この記事では、排便から体調を見極めるポイントや便・尿の異常チェックリストなども紹介します。
監修した専門家
株式会社RABO 獣医師
獣医師。救急医療を中心に従事し、災害医療にも携わる。宮崎犬猫総合病院 院長、TRVA夜間救急動物医療センター副院長を経て、現在RABOに所属。Webメディア監修、獣医師や飼い主向けセミナー講演、メディア取材などでも活動。
猫は一般的に、泌尿器系の病気にかかりやすい動物だと言われています。統計では、猫が泌尿器系の病気にかかる割合は14.0%であるのに対して、犬の罹患率は6.9%と約半分。鳥やウサギ、フェレットも半分以下という結果となっています。その ため、猫と一緒に暮らす際には、毎日のトイレチェックが欠かせないのです。
泌尿器系の中でも気をつけたいのが腎臓病。特に10歳以上になると、腎臓病の罹患率はグンと上がります。同じく、泌尿器系でかかりやすい病気に膀胱炎をはじめとした下部尿路疾患があります。これは、年齢に関係なく若くてもかかりやすい病気です。
泌尿器系の病気は早期に発見して早期に治療を開始することが大事です。特に、腎臓病は完治することはないため、いかに早く気づいて、その進行を遅らせるかが鍵です。そうした病気の脅威から愛猫を守るためには、毎日のトイレチェックが重要です。 ※出典元:アニコム家庭どうぶつ白書
トイレ情報を自動で記録するCatlog Boardの統計データによると、猫が1日にトイレに行く平均回数の目安は、おしっこで1.8回。うんちは0.7回程度となっています。
グラフ)Catlog Board利用中の、猫の1日のおしっこ回数。横軸は回数で、縦軸が猫数。ほとんどが1-3回程度であることがわかる
ほとんどの猫のおしっこ回数は「1日 1〜3回」となっていることがわかります。中には、1日1回未満や、5回以上の猫もいるようですが、平均では1.8回/日となっています。
ひとの排尿回数の平均は5-7回と言われていますので、人に比べてかなり少ないことがわかりますね。この回数はあくまでも目安で、重要なことは猫の普段の回数です。これまでもずっと毎日5回の排尿をする猫であれば、それはそれで構いません。この回数が顕著に増減した場合に、トラブルを警戒する必要があります。
特に、回数が増える場合は「頻尿」と呼ばれ、膀胱炎が疑われます。膀胱内に炎症が起きるため、すこし尿がたまるだけで刺激となり、何度もトイレにいくそぶりが見られます。
おしっこをチェックする際は、回数だけでなく、その量も重要なポイントです。健康な猫の尿の量は、1日に50ml/kg程度が上限です。意外かもしれませんが、何かしらの病気が疑われる場合、尿量が少ないことよりも、尿量が増えることのほうが多いのです。これを多尿と言います。 例えば、4kgの猫なら1日200mlまでが目安です。50ml/kg以上になる場合は多尿の可能性があります。多尿はさまざまな病気の兆候になりますので、注意してください。
【尿量が増える病気の一例】 ・慢性腎臓病 ・糖尿病 ・尿崩症
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グラフ)Catlog Board利用中の、猫の1日のうんち回数。横軸は回数で、縦軸が猫数。ほとんどが0-2回程度であることがわかる
ほとんどの猫のうんち回数は「1日 0〜2回」となっていることがわかります。平均では0.7回/日となっています。1日0回というのは、24時間以上経過してからうんちをする場合ですので全くしていないということではありません。あくまで平均ですが、1日1回程度と覚えておくといいでしょう。
このように、1日1回必ず出なくてはダメということもありません。2日に1回の排便であったとしてもリズムが整っていて元気いっぱいであれば、さほど気にする必要はありません。
一方、下痢の場合は回数が異常に増加することもあります。場合によっては普段の10倍以上もトイレに駆け込むということもあります。下痢の場合は飼い主も気付きやすいので、早めに動物病院を受診するなど検討しましょう。
下痢については、下記記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
毎日うんちが出ない猫もいるようですが、数日経ってもうんちが出ない場合は、便秘の可能性があります。こちらも、猫によって普段のリズムが様々であるため、「◯日経ったら便秘です」と言えるような指標はありませんが、普段のペースよりもだいぶ遅れても出ない場合や、嘔吐の併発、きばっているけど出ない様子がある場合は、動物病院に相談しましょう。
CatlogのLINE公式アカウントでは、トイレの回数・色・量のことから病気や暮らしのことまで、LINEで無料相談受付中です。 下記のように、飼い主様のお悩みやピンポイントに知りたいことに獣医師や猫のスペシャリストが丁寧に回答いたしますので、お気軽にご相談ください。
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排泄から猫の体調を見極めるポイントは、以下の5つです。
回数と量
排泄頻 度・リズム
排泄にかかる時間
便の状態
尿の状態
排泄に関すること全ての項目が体調を判断する基準となるので、日頃から注意しましょう。
排泄の回数と量は猫の体調の大切なバロメーターです。 尿の量は、普段と比べて増えても減っても病気の可能性があります。時には緊急を要するケースもあるため、日頃からチェックを欠かさないようにしましょう。慢性腎臓病では、1日の尿量が増えます。膀胱炎では、量は増えませんが回数が増えることが多いです(少量頻回:頻尿)。
「尿が出ない」というケースもあります。結石による尿道閉塞でよく見られる症状です。特にオスの場合は尿道がメスよりも細いため結石が詰まりやすく、何度も何度もトイレに行って排尿姿勢をとるといった症状が見られます。おしっこをしようとしても出ない、という仕草が特徴的です。
便の量や回数は、個体差があるためそれほど気にする必要はないでしょう。目安は大人の人差し指1本分の量が1日1回。もしくは2日に1回という猫もあります。
排泄の1日の回数や量ももちろん大切ですが、排泄のリズムも重要なチェックポイントです。排泄回数が少ない場合でも、一定のリズムが保てているかも見てあげてください。 例えば、いつもは便を2日に1回するところが3日目になってもまだ出ていない、といったように便が出ない場合は便秘気味かもしれません。また、引っ越し前は朝晩と2回排尿していたのに、昼間の留守中にしか排尿しなくなった、といった場合、引っ越しやトイレ環境のストレスが原因かもしれません。
排泄の体勢に入っているのになかなか出ない場合は注意が必要です。 すんなり出ないということは、排泄器官に何らかの問題があるのかもしれません。尿の場合は結石などによる尿道閉塞、便の場合は便秘の可能性もあります。便秘が進んでしまうと、巨大結腸症による重度の便秘になることもあります。
いずれも深刻な症状を引き起こす病気なので、排泄に時間がかかる場合や、排泄時に苦しそうな様子を見かけたらすぐに獣医師に相談すると良いでしょう。
排泄が終わったら、掃除するのと同時に便の状態もよく確認しておきましょう。食事を変えたなどの理由がないのに、色や柔らか さに変化が見られた場合には、お腹をこわしているかもしれません。血便は、血が混じった状態の便を言います。腸炎などではこうした血便を起こすこともあります。また、粘膜便といって、便と共に半透明のゼリー状の物質が付着することもあり、これも下痢の一種です。
健康的な便は、柔らかすぎず硬すぎず、細長い形をしています。確認ポイントは、色や形だけではありません。フードを変えるなどしていなければ、基本的には常に同じようなにおいを発しますが、腸内の環境が崩れると、においも変化します。
泌尿器系の病気の兆候は尿の状態でもわかることがあります。色やにおい、そしてキラキラしたものがないかなどで判断します。
健康的な尿はジャスミンティーのような透き通った黄色をしていますが、色が濃く、においが強い場合は、細菌性の膀胱炎などの可能性があります。膀胱炎では、尿が濁ることもありますね。赤が混じる色では血尿の可能性がありますし、尿中にキラキラした砂があれば結石や結晶かもしれません。
反対に色が薄い場合は、多尿により薄まっている可能性があり、腎臓病や糖尿病などが考えられます。色による判断基準は以下の通りです。
色 | 考えられる病気 |
---|---|
濃い黄色〜オレンジ | 膀胱炎、尿路結 石(尿石症)、肝臓病 |
薄い | 腎臓病、糖尿病、子宮蓄膿症、甲状腺機能亢進症など |
赤(ピンク) | 膀胱炎、尿石症、尿道炎、腎臓の損傷、溶血性疾患 |
血尿について下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
猫の排泄物の異常を判断する場合は、以下のチェックリストを参考にしましょう。
【便に関するチェックポイント】 ・下痢をしていないか ・便が出づらくないか ・血液が混ざっていないか ・異物が混ざっていないか ・色がいつもと同じか
上記のポイントを押さえた上で便に異常が見られた場合には、便秘や胃腸、腫瘍、巨大結腸症などの病気が疑われます。
【尿に関するチェックポイント】 ・失禁することがないか ・トイレの回数が増えていないか ・尿の色がおかしくないか ・異常ににおうことはないか ・トイレの姿勢を取るのに尿がでないことはないか ・排尿時に痛がっていないか
尿の異常が見られる場合は、急性・慢性腎盂炎や泌尿器症候群、尿石症、尿道炎などの病気が疑われます。Catlog Boardなら、トイレの下に置くだけでおしっこやうんちの回数が自動で記録できます。
Catlog Boardは、トイレの下に置くデバイスで、トイレに入るたびに自動でおしっこやうんちの回数、量を記録します。もちろん体重も計測できます。これを毎日アプリで見られるので、トイレ回数の増減にはとても役立ちます。
「トイレを変える必要がない」という点がポイントで、トイレにこだわりがある猫でもストレスなく使いやすいのが特徴。しかも、変化があればプッシュ通知でお知らせしてくれるため、異変にも格段に気付きやすくなります。
多頭飼いの方も多いはずですが、自動で猫を識別し、猫ごとにデータを記録できます。(複数のトイレの下に設置しても統合した情報がみられます)
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Catlogアプリを実際にさわってみるCatlogアプリのデモをご体験いただくことで、実際に愛猫の行動やコンディションがどのように記録され表示されるかがイメージしていただきやすくなります。 デモ画面では、画面上での補足説明もあるため使用感を簡単にご体験いただけます。ぜひ一度お試しください。
猫のトイレの回数が少ない、あるいは減った場合の原因としては、水分不足や病気などが考えられます。
【トイレの回数が少ない・減った原因】 ・水分が足りていない ・水飲み場が少ない ・泌尿器系の病気(尿道閉塞、末期の腎臓病)
猫は元来、それほどたくさん水分を補給する動物ではありません。正確にいうと、たくさんの水分を補給せずとも生活できる性質を持っています。それは、猫(イエネコ)の先祖が砂漠に暮らしており、少量の水でも生き残る術を持っていたからだと言われています。 しかし、飲水量の少なさは腎臓などの臓器へダメージを与えます。十分な水分を補給することの重要性は変わりません。後述しますが、飲水量を確保するために大事なのは、「水を飲みやすい環境を整えること」です。
【トイレの回数・量が少なくなる病気の一例】 ・便秘:排便の回数が減る、出にくくなるなどの症状がある。 ・巨大結腸症:結腸が広がり続け、筋肉や神経が衰えることで重度の便秘を引き起こす病気。
トイレの回数が少ない場合は、このような病気の可能性もあります。猫は乾きに鈍感であまり水分を取らない性質があるため、こうした病気は決して遠い存在とは言えないのです。
元気であるにもかかわらず水を飲む量が少ない場合は、下記のような対処法を試してみてください。
【トイレ回数が少ない時の対処法】 ・水飲み場を多く設置(理想は猫の頭数分+1個ほど。猫の数×2ほど置いても良い) ・常に新鮮な水を用意する ・水に匂い/香りをつける ・流水を試してみる ・フードをウェットに変える
水飲み場を多く設置することにより、猫が気兼ねなく水を飲むことができます。理想は猫の数+1個ですが、部屋の広さに応じて、よりたくさんの水飲み場を設置するのも良いでしょう。わずかに香りをつけてあげることも効果的です。鶏肉や魚の煮汁をすこし混ぜてあげることで、風味が増します。その際は、味付けはしていない状態の煮汁にするように注意してください。 また、食事から摂取する水分量を増やすために、フードをドライタイプからウェットタイプに変更してみるのも効果が期待できます。
器に置く水よりも、流水を好む猫も多いです。また、すこしぬるめのお水を好む猫も。猫によって好みが違うため、愛猫の一番お気に入りの方法を探してみましょう。 ただし、上記の方法を試してみても変化がみられない場合は、やはり一度獣医師に診てもらうのが安心です。
関連記事:猫が上手に水分補給できる方法|水を飲まないときの対処方法も紹介
水を飲んでいるにもかかわらず、トイレの回数が少ない時は、どこかで排泄してしまっているかもしれません。特に、去勢していない雄猫では「スプレー」といって、縄張りを表現するための行動をしてしまっているかもしれません。 あるいは、トイレの環境が気に入っていない、という可能性もあります。猫にとって快適なトイレや猫砂を使い、場所なども工夫してあげるとよいかもしれません。 もし、トイレで一生懸命に排尿しようとしていて、それでも排尿できていない、などの状態が見られたら、尿道閉塞を起こしているかもしれません。すぐに動物病院に相談しましょう。
時間が経ってもおしっこが出ないときは、緊急の状態である可能性があります。注目してほしい点は、おしっこを出そうとしても出ないのか、おしっこを出そうとする気配がないのかです。
おしっこを出そうとしても出ない場合は、尿道閉塞の可能性があります。尿道閉塞は命に関わる病気であるため、なるべく早く病院に連れて行く必要があります。
おしっこを出そうとするが出ない。またはほんの少しだけ出る
気張ってトイレに長く滞在する
お腹がパンパンに張る
尿道閉塞は、結石などが尿道に詰まり出口が塞がれてしまう状態を言います。ホースの先を塞ぐようなものですが、それでも尿は作られ続けるため、膀胱や腎臓に大きなダメージを与えます。それだけでなく、本来は捨てるべきものが尿として排出されますが、それが排出できないことによる影響も増え始めます(特にカリウムは心臓を止める作用があるため注意が必要)。
この状態が数時間続くと死亡することもあるため、すぐに動物病院に連絡をしてください。
トイレ回数が多い、あるいは尿量が増える原因として、以下のような病気の可能性が考えられます。
【トイレの回数が多くなる病気】 ・膀胱炎:細菌などの侵入により 膀胱に炎症が起きている状態。 ・尿石症:尿路に結石ができて障害が起きている状態。
【尿量が増える病気】 ・慢性腎臓病:腎臓機能が低下し、必要な水分を過剰に出してしまう状態。 ・糖尿病:血中のブドウ糖の量が多くなる、高血圧が続く状態。 ・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群):コルチゾール(ステロイド)の分泌異常を起こす内分泌疾患。
トイレの回数が多くなる状況として、大きく2通りの状態があります。 1つは、一回に出る量が少ないために回数(頻度)が多くなっている状態。もう1つは、一回の量が多くて回数も増えている状態です。
一回に出るおしっこの量が少なく、回数が多い場合は「頻尿」といって膀胱のトラブルのサインかもしれません。同様に、便の少量頻回も下痢のサインの可能性もあります。1回あたりの量も回数も増える場合は、慢性腎臓病などに代表される「尿量の増加(多尿)」のサインかもしれません。
また、何度もトイレに行くのに排泄ができていない、もしくは少ししか出ていない場合もあります。そうした場合は、尿道閉塞や部分閉塞の可能性があるので、早めに動物病院などで獣医師に相談する方が良いでしょう。
トイレの回数や量が多いと感じる場合は、動物病院で診察してもらうことをお勧めします。受診の際には、尿量と頻度を確認して把握しておくと、スムーズに診察できます。 トイレの回数が多い状態には2パターンあるので、どのくらいの量でどのくらいの間隔なのかを把握し、「1回の量が少なく頻繁に行く」のか、「1回の量も多く、行く回数も多い」のかをスムーズに伝えることが大切です。
普段使っているトイレの下にCatlog Boardを敷くことで多くのトイレを「スマート化」でき、猫がトイレを利用するたびに通知を受け取ったり、飼い主さんの代わりにトイレ回数などを自動で記録させ、変化があったら知らせてくれるようにすることができます。
この状態で猫がトイレをすると・・・
このように、すぐPush通知でお知らせを受け取ることができます。猫がいつトイレをしたか?を常に 把握しているわけではない人にとっては、これだけでも安心感の増す機能になっています。
続いてCatlogアプリを開くと、
ここしばらくのトイレ入室の状態をトレンドという形で大きく表示してくれます。パッと見ただけでは気づきにくい日々のゆるやかな変化も数字で見れば、変化の有無が一目瞭然ですね。
また、
いつの何時何分にトイレをしたかという記録は、すべて時系列で過去のものを確認できます。この時系列による確認も便利ですが、実際の傾向をより直感的に把握するには、
このグラフが大変便利です。週 / 月 / 年に表示を切り替えることで、気になる期間のトイレ頻度などが簡単に把握できます。また、愛猫の数字だけではなく、Catlog を利用している他の猫の平均値とも比較ができるため、トイレ頻度を考える上での参考にすることができます。
<割引特典あり> Catlog Boardの詳しい情報はこちら
Catlog Boardによるトイレ記録は常に自動で行われるため、アプリを見ていなくても、万一大幅な頻度増加があった場合には通知でお知らせしてくれます。
このときCatlogアプリ内でも、トイレ回数の変化への注意を促すアラート表示が確認できます。
さらにアラート時は、以下のような詳細な情報も表示されます。獣医さんに状況を説明する際にも便利ですね。
このようにCatlog Boardを導入することによって大きな病気につながり得るトイレ利用頻度の変化を見逃すリスクを減らし、万一の際にはすぐに動物病院の診察を受けることができるようになります。
猫のトイレ頻度の見逃しを防ぎたい飼い主さんは、ぜひご検討ください。
<割引特典あり> Catlog Boardの詳しい情報はこちら
トイレの回数は猫によって差があるので、一概に多いか少ないかは決められません。目安としては排尿が1日1~3回、排便は0〜1回程度です。 ただし、回数よりも大切なのが排泄の量や愛猫の様子です。排泄量が普段よりも極端に減ったり増えたりしている場合は早めに獣医師に相談しましょう。
また、排泄時に痛がったり、苦しそうにしていたりする場合も、泌尿器系の病気の可能性が高いので、受診をおすすめします。
愛猫の様子がいつもと違うと感じても、普段の様子が思い出せないこともあるでしょう。「もっと様子を見ておいてあげれば」と後悔しないためにも、普段の様子を振り返りやすく記録することが大切です。
Catlog Boardなら、トイレの下に敷いておくだけで愛猫の行動や体重、排泄の量・回数を自動で記録。毎回体重計を使用したりする必要はありません。普段通りに過ごしながら愛猫の体調管理が可能なので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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ライター
猫様のいる暮らし編集部
2匹の猫様と一緒に暮らしています。無防備になったお腹に顔をうずめ、猫吸いをさせていただくのが至福の時間。 猫様との暮らしにまつわる情報をお届けします。
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