株式会社RABO 獣医師
獣医師。救急医療を中心に従事し、災害医療にも携わる。宮崎犬猫総合病院 院長、TRVA夜間救急動物医療センター副院長を経て、現在RABOに所属。Webメディア監修、獣医師や飼い主向けセミナー講演、メディア取材などでも活動。
「子猫に首輪って必要?」「子猫に首輪をつけてもいいの?」「いつから首輪をつけられる?」
子猫に限らず、猫は犬のように散歩をすることがなく、家飼いをしている人も多いため、猫の首輪をつけるべきかどうか悩む方も多いですよね。結論から言えば、首輪は必ずしも必要ではないものです。しかし、実は猫を守ってあげる意味で、とても有効なアイテムです。
ここでは、子猫に首輪が必要なのかはもちろん、着け始める時期や首輪に慣れてもらう方法、選び方のポイントまでご紹介します。
監修した専門家
株式会社RABO 獣医師
獣医師。救急医療を中心に従事し、災害医療にも携わる。宮崎犬猫総合病院 院長、TRVA夜間救急動物医療センター副院長を経て、現在RABOに所属。Webメディア監修、獣医師や飼い主向けセミナー講演、メディア取材などでも活動。
散歩をしない家猫には首輪が必要でしょうか? 完全な室内飼育であれば、必要ではありません。ですが、それでも首輪をつけている家庭も多いのはなぜでしょうか。それは、以下の点が挙げられます。
①迷子防止
②ペットの防災対策
③かわいくしたい
家で一緒に暮らしている子猫でも、少し目を離したすきに脱走して迷子になってしまうことは珍しくありません。そんな時に、首輪にネームタグなどを載せておけば、見つかった際に連絡してもらうこともできます。
また、地震・災害大国の日本では、防災としての役割も重要です。完全な室内飼育でも、大地震の際に、驚いて家を飛び出してしまったり、同行避難ができないケースはよくあります。子猫が首輪をしていれば、たとえ住所や電話番号を載せていなくても、発見の際の手がかりになります。
本記事を監修している私(獣医師)は、これまで各地の災害現場で動物医療の提供をしてきました。 そのとき、よくいただくご連絡のひとつに「猫がそこを歩いていたが、飼い猫なのかわからない」というものです。首輪さえしていれば、人が集まって探しにいけるのですが、もともと暮らしている地域猫である可能性があれば、探されることは多くありません。
もし保護された場合でも、保健所や動物愛護センター、動物愛護団体、警察などは、首輪をしているかどうかで飼い猫であることが判断できますし、名前や電話番号があれば連絡してくれる可能性も高まるでしょう。
もちろん、おしゃれだって大事ですよね。猫はそれだけでも美しいものですが、おしゃれな首輪をつけさせてあげたいと思う飼い主も多いはず。首輪自体を嫌がったり痒がったりをすることさえなければ、おしゃれをすることは全く問題ありません。
Catlogは、おしゃれと機能をあわせ持つ次世代の首輪です。かわいいだけでなく、首輪部分がセンサーとなっており、今の様子や体調の様子を知ることができます。
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一般的に子猫に首輪をつけてあげる時期は、生後3ヶ月以降、体つきがしっかりしてくる頃が適切だと言われています。もちろん個体差があるため、一概に「いつから付けられます」とは言えませんが、おおよそ3ヶ月齢を目安にしてください。
注意したいのは重さです。ある論文では、動物倫理上の観点で動物に首輪などをつける際、体重の4~5%程度以内に重量を抑える必要があるとしています。体が小さく体重の軽い子猫に重い首輪をつけると、その重さが負担となりえます。
子猫は品種によっても個体差がありますし、ストレスが体調に影響しやすい繊細な動物です。一緒に暮らしている子猫の体重を管理しながら、生後3~6ヶ月程度を目安に、その子猫に合った首輪を選ぶようにしましょう。 実際に選ぶ際は、製品ごとの対象月齢を確認し、子猫の体重や体格を考慮してあげながら、無理がないように選んであげることが大切です。
首輪をつけていいのか悩む方は、LINEで獣医師に相談することも可能です。 CatlogのLINE公式アカウントでは、病気や暮らしのことまで、LINEで無料相談受付中です。 下記のように、飼い主様のお悩みやピンポイントに知りたいことに獣医師や猫のスペシャリストが丁寧に回答いたしますので、お気軽にご相談ください。
<相談の例> ・首輪に鈴ってつけてもいいの? ・膀胱炎になったら、トイレの回数を知っておくことは大事? ・子猫を迎えて最初に用意しておくべきものは? ・ごはんを食べてくれないけど、どうしたらいい? ・太ってきたと言われたけど、ダイエットが難しい
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首輪が子猫のストレスにならないように、以下のことに注意しましょう。
体つきがしっかりしてからつけ始める
少しずつ慣らしながらつけてあげる
子猫の首のサイズに合った首輪を選んであげる
首輪の製品の対象月齢を確認することはもちろんですが、体格や体つき、成長の早さには個体差、品種による差があるため、子猫をよく観察してあげて、体つきがしっかりしてきていることを確認しましょう。
首輪を初めてつける際は、嫌がらないかを注意して見ましょう。嫌がる場合は、少しずつ慣らしていきます。最初は数分から始めて、少しずつ首輪を着けている時間を延ばしていくのがおすすめです。首輪を外そうとして暴れたり、嫌がったりしている様子があれば、無理をせずにいったん外してあげてください。
首輪をつけても平気そうであれば、そのままオモチャで遊んだりおやつをあげたりして、楽しい時間を過ごすと首輪への違和感もなくなっていくでしょう。 早いと1〜3日、長くても2〜3週間程度で慣れてくれます。
保護猫など、人間に対して警戒心が強い猫では、そもそも首輪をつける以前に環境になれる必要があります。首輪の装着は、環境に慣れたあとからでも遅くありません。
子猫の首輪を選ぶ時は、以下のポイントに注意して選びましょう。
子猫のサイズに合ったもの
軽くて柔らかいもの
安全面が考慮されているもの
子猫の首周りのサイズをヒモやメジャーで測ってあげて、サイズの合った首輪を購入するようにしてください。
子猫の成長に合わせて随時サイズをチェックし、必要があれば買い替えて調整しましょう。 サイズが小さすぎると苦しくて不快感があり、首輪自体がストレスになってしまいます。かと言って、大きすぎるとたすきがけや猿ぐつわ状態になってしまい、事故が起こりやすくなるためです。子猫の首のサイズを測ってあげて、サイズがぴったり合うものを選んであげるのが大事ですね。
はじめての首輪を選ぶ際は、できるだけ軽くて柔らかい素材のものを選ぶのがおすすめです。 首輪が重すぎる場合や、素材によってはアレルギー反応や雑菌の繁殖などによって、子猫の首周りの毛が抜けて禿げてしまう場合もあるなど、合わない首輪は子猫の体にとってストレスとなってしまうこともあります。できるだけ子猫に負担の少ない軽くて柔らかい首輪を選ぶのがおすすめです。
首輪を選ぶ際は、誤飲しないか、セーフティバックルがあるかなど、安全性が考慮されているものを選んでください。子猫は動き回ったり遊んだりすることが大好きなので、子猫にとって余計な部品がないかよく確認しましょう。
また高い場所からジャンプする際に首輪が引っかかって宙吊りになってしまうという事故も起こり得ます。力がかかると自動的に外れるセーフティバックルなどの機能がついた首輪を選ぶと安心安全です。
首輪型デバイスのCatlog(キャトログ)は、通常の首輪のメリット以外にも子猫の健康管理ができる点が大きな特徴です。
【Catlogの特徴】
かわいいデザインで、色も選べる
7つの行動を判定し、自動で記録
10円玉2枚分の軽さ(9g)
セーフティバックル付きで安心
首輪の試着ができる
食べる・寝る・走る・歩く・くつろぐ・毛づくろい・水飲みといった7つの行動を自動的に記録し、いつでもスマホで様子を確認できる首輪型のデバイス。 お仕事中や外出中などいつでも子猫の様子を見守ることができるだけでなく、日々の蓄積データから普段と異なる行動パターンを検知するので、健康管理にも役立ちます。PendantやBeltはたくさんの色から選べるので、猫に似合う色をプレゼントするのも良いですね。
Catlogは、成猫の体型に近づく生後6ヶ月齢以降の猫を推奨としています。猫の首に伝わる小さな動きをキャッチするシステムとなっており、首輪が猫の首にしっかりフィットしていることで、より正確にデータを取得できるためです。
猫が首輪をつけてくれるか心配だという方に向けて、着け心地を試せるデビュープランをご用意しています。全サイズを試着できるので、ぴったりのサイズを見つけることが可能です。また、素材も実際に触って確かめられるので安心でしょう。
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子猫の首輪は、必須アイテムではありませんが迷子防止や災害対策ができるという面でおすすめです。
子猫が首輪を嫌がっている場合は、無理強いをせずすぐに外してあげましょう。様子を見ながら少しずつ慣らしてあげるのがポイントです。子猫の首輪を選ぶ際は、猫の負担にならないもの、サイズの合った適切なものを選ぶことでストレスなく首輪をつけてくれるでしょう。
首輪型デバイスのCatlogなら、おしゃれでかわいい上に、見守りや健康管理もできる点が魅力です。デビュープランでは首輪の着け心地を試すことができるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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ライター
猫様のいる暮らし編集部
2匹の猫様と一緒に暮らしています。無防備になったお腹に顔をうずめ、猫吸いをさせていただくのが至福の時間。 猫様との暮らしにまつわる情報をお届けします。