Catlog総研 第2回レポーティング ！猫様がおしっこ・うんちをする位置は？Catlog Boardのデータから見る、猫様の個性溢れるトイレスタイル調査

「Catlog」シリーズを利用いただいている猫様から取得・蓄積された行動ログデータを活用した研究機関「Catlog総合研究所（Catlog総研）」。2022年2月22日「猫の日」を記念し、Catlog総研では3日連続で新しいレポートを公開しています。初日の本日は、Catlog Boardで取得したデータから、猫様の個性溢れるトイレ位置について見ていきます。

猫様はトイレスタイルも十猫十色。複数の猫様とお暮らしの飼い主さんは実感があるかもしれませんし、SNSを見ているだけでも猫様によってトイレスタイルは異なることがわかります。

そこで、今回は「トイレのどの位置を使う猫様が多いのか」という観点で調査を行いました。

Catlog Boardでは、猫様がおしっこ・うんちをする位置を、「重心データ」と呼ばれる情報から大まかに推定しています。例えば、社内猫メンバーのアルちゃんの1回あたりのおしっことうんちの位置をプロットしてみると、このような形になります。（※プロット図は、データをもとに簡易化しています）

Catlog Boardご利用猫様のこういったおしっことうんちの位置についての情報から、トイレの「中心」と「端」のどちらでトイレをする子が多いのか、調べました。

意外にも、トイレの端で用を足す猫様の方が多いようです。入り口近くで済ますスタイルの猫様が多いのでしょうか。

おしっことうんちの位置のデータは、猫様それぞれのものを見てみると個性も見えやすいです。実際に、社内の猫様メンバーのデータをいくつか見てみましょう。

まずは先ほどもご紹介した、サイベリアンのアルちゃんのデータから。アルちゃんのは、おしっこもうんちもほとんど中心を外さないようです。

一方、極端に端っこが好きな猫様も。CCOのブリ丸のデータは、明らかに一方の端に寄っています。

実際にブリ丸はトイレの入り口に手をかけて用を足すことが多く、重心も入り口付近に集まっていると考えられます。データからは見えませんが、ブリ丸は綺麗好きなのか、トイレを済ました後にトイレの壁で手を拭くなどの特徴もあります。

あまりこだわりのない猫様もいるようです。

オルカのデータを見てみると、トイレの際のお決まりの位置なく、あちらこちらでトイレをしているようです。

今回はCatlog Boardの重心データから猫様のトイレの特徴を見ていきました。皆様のご愛猫様はいかがでしょうか？ご自宅でも、例えばシステムトイレをご利用の場合はシートのおしっこの滲みから、頻度の高いトイレ位置がわかったりしますので、シート交換の際にでも確認してみてくださいませ。

トイレの位置以外にも、姿勢や排泄前後の行動、トイレの選び方など、猫様によってトイレのスタイルはそれぞれ異なります。「うちはこんな特徴があるよ！」というものがあれば、是非教えてください。

明日は、Catlogご利用者様のご飯事情についてのレポートをお届けします。こちらもお楽しみに！