今後の動物医療の ベースになっていく
成城こばやし動物病院 代表
小林 元郎
動物医療の現場では「自分で症状を伝えてくれない」、治療開始のタイミングが遅れることが往々にしてあります。IoTデバイスは、これらの問題を解決できる可能性が高く、生体データを用いた診療がこれからのスダンダードになっていくでしょう。 CatlogとCatlog Boardでは、日常の行動、食事、飲水、排尿・排便や体重といった、ほぼ全ての猫の情報が記録されます。生活習慣が引き起こす病気は、猫でも思いのほか多いのが現実で、例えば、肥満はもはや見た目の問題ではなく、病気と言っても過言ではありません。こうした生活ログにより、様々な病気の兆候や症状、そして病気を検知できるデバイスになっていくであろうと期待すると同時に、動物の予防医療へ大きく貢献してくれるデバイスだと思っています。